映画メモ

 
2017/06/03
「チャイルド44 森に消えた子どもたち」
原題:CHILD 44 (2015)

スターリン政権下では、「楽園に殺人はない」とされていた時代。
MGBの捜査官レオは、国に忠実に行動してきたが、友人の息子のを死をきっかけに、殺人事件の捜査を始める。



1933年、ウクライナの飢饉で、多くの子供が孤児となった。
そんな孤児たちが暮らす施設から、一人の少年が逃げ出す。彼はソ連の軍人に拾われ、「レオ」と名づけられた。

成長したレオはMGBの捜査官となり、国に忠実に生きている。
スパイ容疑をかけられたブロツキーという男が匿われているらしい農場に行くと、逃げるブロツキーを見つけ確保する。
レオが戻ると、部下のワシーリーが農場の夫婦を見せしめとして射殺する。
幼い子供の目の前での勝手な行いにレオは激怒。子供たちの前で涙を見せるのでした。

そしてある日、レオは部下で友人でもあるアレクセイの息子ユーラの死を知る。
それは明らかに殺人だったが、「楽園に犯罪は存在しない」という建前の下、「事故」として処理されることになる。
アレクセイと親密なレオはその報告をすることになるが、胸中は複雑。

その後レオは、ブロツキーが自白したという、スパイ疑惑のある人物を調べるよう指示される。それはレオの妻だった。
養父母にも相談すると、養父は「告発しなければ4人が死ぬ。“誰も売らなかった”という誇りが残るだけだ。4人か、1人かだ」と語る。
疑われた以上、「何もなかった」では済まされないことは明白だった。

その日、妻のライーサから妊娠したことを告げられると、子供を犠牲にできないと考えたレオは妻を告発せず、「調べても何もなかった」と正直に上に報告する。
そしてレオは辺境の町ヴォルスクへと左遷されることになる。ヴォルスクへ向かう道中で、ライーサは「今回のスパイ容疑はレオを試すテストだったのだ」と話す。
そして疲れきったライーサから、実は養父母とレオが自身のスパイ容疑について話すのを聞いていて、妊娠は咄嗟に考えた嘘だったこと、そもそもレオと付き合い、結婚したのもMGBに逆らえない恐怖心からだったと打ち明けられる。

苦悩を深めていくレオは、ユーラと同じ死に方をした少年の事件を知る。聞けば、ここ数年で何人もの少年が同じように遺体で見つかっているという。いずれも国のやり方で解決済みだが、本当の犯人はまだ捕まっていない。
これ以上の犠牲を防ごうと、レオは上司のネステロフ将軍夫妻に、彼らの子供も危険なのだと説得することで協力を得て、殺人事件の捜査を始める。

ワシーリーの妨害や実はスパイだったライーサの同僚イワンとの死闘を経て、何とか犯人のマレヴィッチを見つける。
マレヴィッチを追い詰めたところでワシーリーの襲撃に遭うが、何とか二人でワシーリーを返り討ちにし、追いついてきた捜査官たちに、ワシーリーはマレヴィッチと戦って死んだと告げる。

レオは捜査官として復帰できることになるが、新たに殺人課の創設を志願し、ネステロフ将軍を迎えることを進言。
そしてレオとライーサは、あの農場で孤児となった女の子二人を養子に迎えようと、彼女たちのもとへ来ていた。
「うちに来た人ね」とレオのことを覚えている様子の女の子。レオは言い訳をしない。「無理はしなくてもいいから」と告げ、外で待っていると、荷物をまとめた二人が部屋から出て来る。。4人は連れ立って施設を出ていくのでした。

自身も孤児だったレオの本当の優しさが全編通して描かれていて、それが結末に生きているのがよかった。
ただ原作を見ると冒頭のシーンがちょっと違うようで、レオは森に消えた二人の兄弟のうちの一人なんでしょうか?
マレヴィッチはレオを知っていると言っていたことなどが映画では同じ孤児院にいたのかなーくらいで流れていったので、その辺りの掘り下げも欲しかったなぁ。

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「ミュンヘン」
原題:MUNICH (2005)

1972年、ミュヘンオリンピック開催中、パレスチナの過激派が、イスラエルの選手や関係者を人質に立てこもる事件が発生。
結局、人質は全て死亡するという最悪の結果となり、イスラエル側は関わった人物たちの暗殺をモサドに命じる。



要人の暗殺任務に就くモサド、ということでスパイアクションを想像していたけど、どちらかというと歴史映画な感じでした。
インポッシブルなミッションをすかっとこなすエージェント像はなく、密やかに迅速に黙々と任務をこなしていく姿が描かれます。

主人公のアブナーはここまでの大きな任務は初めてというから驚き。そういう人に任せて大丈夫なのかちょっと気になりました。
事実、アブナーは妻に自身の仕事を「退屈」と表現していて、危険な仕事をこなす立場ではないことが窺えました。

アブナーと3人の仲間、そしてルイというフランス人の情報源から、標的の情報を得て仕事を進めていきます。
順調のような、そうでないような。派手にやるから(命令自体ができれば爆弾でと言われてる)すぐに敵にもバレて、パレスチナ側からの報復も発生。そしてついにアブナーたちにも魔の手が。

カール、ロバートが殺されたところで任務終了。命令にあった全員は殺せていないし、本命の重要人物サラメも仕留められなかったけど仕方ない。
カールはハニートラップに注意と言われたのになぜ…。そもそもアブナーも気づいていたのか微妙なとこ、というか相手の女性が殺し屋だとは思っていなかったっぽいしな。

この人質事件そのものは史実ですが、アブナーたちが行ったミッションについては公式には認められていない様子。
でも作中で女装して自己紹介していたバラクという人物は後の首相だそうですからすごいですね。
comment (-) 映画

映画メモ

 
2017/06/01
「60セカンズ」
原題:GONE IN SIXTY SECONDS (2000)

かつて凄腕の車泥棒だったメンフィス。今は泥棒はやめて地元を離れて暮らしているが、弟のキップが車泥棒でミスをして、雇い主の組織から命を狙われていることを知る。
ボスのカリートリーに話を聞きに行くと、3日間で50台の車を盗まなければ弟を殺すという。
そこでメンフィスは昔の仲間を集め、目的の車を盗むことにする。



メンフィスは弟のために泥棒をやめ、さらには地元を離れたというのに、その弟は離れていった兄に見捨てられたと思い込み、結局グレて車泥棒を継いでいるという。
お母さんもさ、わざわざメンフィスに出ていってもらってまで弟の素行を守りたかったならしっかり教育しないと。

そんな感じで弟の失敗で地元に戻り、3日間で指定の車50台を盗み出す羽目になる。
ホラーでも何でもないので普通に痛快に事は進んでいきます。
メンフィスを昔から知る刑事に計画を悟られたりもしますが、割と順調に49台目まで成功。

最後の一台、メンフィスと縁のあるエレノアを盗もうという事、ついにピンチが。
カーチェイスで追っ手を振り切り、時間を僅かばかり過ぎたところでエレノアを渡す。が、カリートリーは許そうとせずメンフィスを殺そうとする。この人、ちゃんと50台盗んできても同じだったんじゃ…。

そこに兄が地元を離れた真実を知ったキップも駆けつけ、さらには執念でメンフィスを追うキャッスルベック刑事まで。
カリートリーに殺される寸前まで追い詰められた刑事は、危機一髪のところをメンフィスに助けられ、彼を見逃す。カリートリーという大物も亡き者にできたしね。

最後はキップがバイクを売ったお金でプレゼントしてくれたエレノアで、スウェイと旅立つ。が、止まってしまうエレノア。最後の最後までメンフィスには容赦がないエレノアでした。

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「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」
原題:LOCKE (2014)

ロンドンへ向かう車中にいるアイヴァン。
彼は妻子のいり自宅へは帰らず、翌日の大きな仕事も放り出してあるところへ向かおうとしていた。



あらすじのところにワンシチュエーションと書かれていました。
確かに、冒頭アイヴァンが車に乗ってからはずっと車中のアイヴァンの姿です。
ワンシチュエーションと言うと、有名なのは「激突」とかでしょうか。
私が観たのだと、厳密には違うかもしれないけどそれっぽいのは「フォーン・ブース」と「パニック・ルーム」かな。

もっとサスペンス的な内容を想像していたので、何となく平坦に終わってしまった印象。
実は一晩だけ浮気をしたことのあるアイヴァンはその浮気相手の女性ベッサンが今まさに自分の子供を産もうとしているということで、急遽自宅へは帰らず、翌日にある重要な仕事も全て放り出してベッサンのもとへ行こうとしています。

アイヴァンは車中で、ベッサンからの不安の声や、仕事仲間からの罵りを受けたり、家族に言い訳したりと大忙し。
落ち着いてから話そうをしていたものの、妻にも浮気のことを話す羽目になり、家から追い出される状況に。
かと言ってアイヴァンはベッサンを愛しているわけでもなく、本当に一晩だけの気の迷いで放置状態だったらしく、ただ子供には責任があるという一心のようです。

「愛しているか」と問うベッサンにも決して「愛してる」と言わず、病院関係者からの「パートナーですか」という質問にも「子供の父親だ」としか答えない頑ななアイヴァン。
妻や仕事関係者から散々怒られてクビだとまで言われてたけど、それが愛してる人のためじゃない、むしろ愛する家族を失ってまでの行動なのだから、真面目なんですね。

時折後部座席に亡き父を見ているのか、自分は父親とは違うということを何度も強く語っていたし、自分の中の筋を通してるんだろうな。
アイヴァンのこれからが気になるけど、ベッサンと幸せになれるんじゃないだろうか、違うかな。

そこを突っ込むべきではないとわかっていても、事故を起こしそうで怖くてしょうがなくて、そっちばかり気になってしまったのも事実。
comment (-) 映画

映画メモ

 
2017/06/01
「エンド・オブ・キングダム」
原題:LONDON HAS FALLEN (2016)

シークレットサービスのマイクは、イギリス首相の葬儀に参列する大統領を護衛するため、彼に伴ってイギリスへ向かう。
急な長距離の移動にマイクは不安を抱えながらも、大統領を守り抜くため万全を期すのだった。



「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編です。
シークレットサービスを続けるマイクは、もうすぐ赤ちゃんが生まれるようです。それがきっかけなのか、危険な目に遭うことも多いシークレットサービスの仕事を辞めようと、退職願を書いています。

そんな時、イギリス首相が死去し、大統領が葬儀に参列することになる。
アメリカ大統領だけでなく、各国の首脳が集まり、それぞれの警備があるため混乱は明白。
入念な準備もできずに慌ただしく出発する中、マイクは不安を消せないでいました。

マイクのいや~な予感は的中してしまい、首脳たちが集まるロンドンで一斉にテロリストたちが動き出し、殺戮を始める。
次期イギリス首相とアメリカ大統領以外は殺され(何だかヘンな日本語を話す日本の首相も犠牲に・笑)、街中に蔓延るテロリストから大統領を守り抜くため、マイクの戦いが始まる。

マイクは今回もとても強く、前作以上にあまりピンチに陥ることなく(実際はヘリコプターにミサイル被弾して不時着とかすごいピンチだけど常にピンピンしてるので)安心安全カッコイイ。
リンが亡くなってしまったのは残念だけど、何かそんな雰囲気あったしね…。生まれた赤ちゃんに非業の死を遂げたばかりのリンの名を授けるのってちょっと勇気がいると思ったけどいい話。
もちろんシークレットサービスを辞めようとしていたことは無くなり、最後は退職願を削除して終了。どうかな、続編やるかな?

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「コードネーム:プリンス」
原題:THE PRINCE (2014)

かつて「プリンス」と呼ばれる殺し屋だったポールは、今は引退して娘を育てている。
しかしある日突然娘と連絡が取れなくなり、ポールは娘を捜し始める。
そんなポールを執拗に捜す男がいるのだった。



殺し屋だった過去を隠し、今は娘ベスを静かに暮らすポール。
しかし突然ベスと連絡が取れなくなり、心配になったポールは自らベスを捜し始める。
ベスの友人アンジェラの協力を得て、実はドラッグに溺れていたベスが薬を買うだろう相手のもとへ急行する。

やってきたニューオーリンズは、ポールが生まれ育った街。
殺し屋だったポールが戻ったことが知れればまずいことになる。ポールは密かに行動する。

そんなポールを、犯罪組織のボスであるオマーが執拗に捜し続けている。
オマーはポールに妻子を殺されたことを恨み、復讐のためポールを捜していた。
実際はオマーを殺すために車に爆弾を仕掛けたが、先に妻子が車を使ってしまい、オマーではなく彼女たちが犠牲になった。

小さな女の子の命を奪ってしまったことを激しく後悔したポールは殺し屋をやめ、飲んだくれるようになった。
そしてアナ・マリーという女性を知り合い、立ち直ってベスを授かったのでした。

サムはポールをとてつもなく恐ろしい男だと表現してますが、爆弾が仕掛けられた車に乗ろうとしたオマーの妻子を止めようとしてたし、殺し屋時代から普通に分別のある人だったみたい。悪人には容赦しないみたいだけど。
ブルース・ウィリスとジョン・キューザックが出てるのに全体的にこじんまりしててすぐ終わっちゃった感じ。もっと大作っぽくできたかもなー。
comment (-) 映画

映画メモ

 
2017/05/31
「レベル15」 / 「ナンバー10」
原題:HE WHO DARES (2014) / HE WHO DARES DOWNING STREET SIEGE (2014)

イギリス首相の娘が誘拐され、その救出までを描く「レベル15」と、その後を描く「ナンバー10」。



「レベル15」では、首相の娘アリスが誘拐され、犯人一味はアリスとその他の人質を取って地下15階の建物に立てこもる。
警察やSASが現場に駆けつけると、建物の中から女性が出て来る。解放されたかと思いきや、女性は後ろから撃たれて死亡。
犯人の目的は、自分たちの残忍さを見せつけて突入を防ぐことだった。

立てこもったビルには不幸なことに一社だけ残業しているオフィスがあり、何と社員は全て殺されてしまいました。
上述の女性もこの会社の人。ここまで容赦なく人が殺されていくのはあまり見ない気がします。

女性が撃たれたのを見たクリス率いるSAS隊員は、許可を取らずに独断ですぐに突入。
その後はSASもどんどん死んでいく…。主人公クリスの相棒らしきスティーブはさすがに生き残るか、死ぬとしてもクリスの腕の中とか劇的な場面があるだろうと思っていたら、ハニートラップにかかってあっさり死亡。

何とクリス一人だけになって、アリスと二人の人質を救出して終了。まさかこんなことになるとは。
救出後は即座にエンディングで、スティーブたちの死を悼む描写もない。色々とスピーディ。あんなにみんな死んでいくのにダンだけは生き残る不思議。死んでほしかったわけじゃないし、よかったと思うけど。
犯人たちのリーダーホルトはアリスが撃ったけど死んでいなかったらしく、続編「ナンバー10」へと続きます。

「ナンバー10」では、アリス誘拐事件の際、独断で突入したクリスの処遇が官邸で言い渡されます。
その時、偶然にもホルトが新たな部下を率いて官邸を占拠する事件が発生。
その場に居合わせたクリスは、除隊させられるという厳しい決定を聞いた後ですが、ホルトたち殲滅のため一人立ち上がります。

今回は最初からクリス一人なので、仲間がどんどん死んだりしないし、官邸の人質も一部は助かるけど、入院していたホルトが脱出する時に病院関係者はどんどん殺されるし、除隊に落ち込むクリスを励ましてくれた議員さんは死んじゃうし、相変わらずエンディングまで駆け抜ける感じ。
直前までクリスをほぼホルトの共犯と決めつけてた上層部の面々の変わり身の早さと来たら、ひどいなー。

下手に感傷的な描き方をしないおかげで、どーんと落ち込むこともないのでこれはこれでいいのかも。クリスはかっこよかったです。

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「パシフィック・リム」
原題:PACIFIC RIM (2013)

海底の裂け目から地球外生命が遅い来る地球で、イェーガーを操り怪獣と戦う人々の姿を描く。



こういう大きな異形の敵を相手にする映画って久しぶりに観ました。
ひたすら怪獣と戦い続けるわかりやすい作品。

冒頭の任務で兄を失ったローリーは、以降5年間イェーガーには乗らず、怪獣を防ぐための防護壁を建造する仕事をしながら各地を転々としていた。
そこへ、イェーガーでの怪獣殲滅に限界を感じた政府からの援助が断ち切られ、レジスタンスとして活動を続けるかつての司令官ペントコストが迎えに来て、ローリーは再びイェーガーで戦うことになる。

その後は、裂け目に核弾頭を落として爆発させる計画のための準備が始まる。
どうやら相手は、星を侵略しながら生きているらしく、次のターゲットに選んだ地球を我が物にするために怪獣を差し向けてきているらしい。

それまでよるも強大な怪獣が遅い来る中、原子力で動くイェーガーを操るローリーは、自分たちの乗るジプシーを裂け目に落として自爆することで裂け目を破壊。何とか生還するのでした。
本来核弾頭を落とすはずだったチャックたちは、別の怪獣を始末するために核弾頭ごと犠牲になりました。チャックはそれまで父と組んでいたけど、腕の怪我のため乗れない父に代わって乗り込んだペントコストとともに。

ペントコストは過去のイェーガー操作で大量の被爆をしていて、余命幾許もなかったようですね。
マコとローリーはいい感じなのかと思ったけどどうなんだろう。ローリーが最後の戦いに出る時、「これまで過去にこだわって生きてきて、未来なんて考えたことがなかったけど、最悪のタイミングで気づいたよ」と言っていたのは、マコへの気持ちに気づいて、彼女との未来を想像したんじゃないかと思ったんだけど。

公開時から続編が決まっていたようですがその後は色々あったみたいですね。せっかくだから観たいなぁ。
comment (-) 映画

イース8クリア

 
2017/05/29
「イース8」クリアしました。
去年VITA版買ったのですが、テレビの方が楽しそうだと思って途中でやめてしまいました。オケアノス戦までいってたので思えば結構終盤まで進んでたけど、話の本筋はむしろそこからなので、充分楽しめました。

ごろごろしながらでもできるVITA版はお手軽ですが、やっぱりPS4版にしてよかったです。
ちょっとしたオープンワールドの気分で、美しいセイレン島を満喫。グラフィックの面で特に抜きん出ているわけではないですが、それがむしろ昔ながらの雰囲気を醸し出してて好ましかった。

イースと言えばシームレスのバトルでさくさくーっと最後までいく感じですが、シリーズ史上でも最大のボリュームだったように思います。
さくさくは変わらずながら、骨太なRPGになっていて、丁寧に作り込まれてるなーと感心。VITA版でちょっと遅く感じたロードの長さも全く問題なく快適。制圧戦で敵がわらわら寄ってきても大丈夫でした。

お話はかなり切なかった。船長とエタニアの人たちが気の毒すぎてちょっと暗い気持ちに…。
ペンダントに込められたオルガの思いとか、最後の最後で命を懸けてダーナを守ってくれたラステルの姿とか本当に辛くて。
カーラン卿がちゃっかり生きてるのは面白かったけど、一人だけ死んじゃう船長がますます気の毒。
クイナが毎朝お墓を掃除してるとか、お守り作ってあげたりとかすごく感動しました。

あれだけ過去とリンクして話が進むし、エタニア人も救うんだろうと思ってたんですけど…。エタニアの最期あっさりすぎて。
ラステルが死にかけてたり、その後いきなりすでにエタニア人全滅して時間が経ってるのとか、全てリセットするための前振りかと。エタニアはすっぱり諦めて人間だけだったのね…。
ダーナだけ都合よく現代でそのまま生きてくーとかならなくてよかったですけど。彼女の結末はあれが綺麗でよかった。

さらっと描かれるだけだったけど、ヒュンメルの生い立ちもかなり壮絶で辛い。お父さん…。
思えばイースってこんな感じだったような気がするけど、今回かなり重く感じました。
エンディングが出航して即座に終わりでまた何とも切ない。30人もいないんだから、漂流者のその後も欲しかったです。
「幻想水滸伝シリーズ」なら108人分あるよ!

そういえば、漂流者の救出で村がだんだん充実していく過程とか、「幻想水滸伝シリーズ」の本拠地を思い出しました。
フランツとかオースティンとか面白キャラもパーティに参加したんだろうなぁとか。特にフランツ勿体無い。
腕が立つのに仲間になるのは最後の最後とか、ペシュメルガ的な。あとドギが最後までお留守番とは思わなかった。

次のアドルの冒険はどこですかねー。今度はドギとも冒険できるといいんですけど。
comment (-) ゲーム

映画メモ

 
2017/05/07
「シックス・デイ」
原題:THE 6TH DAY (2000)

パイロットのアダムが仕事を終えて自宅に戻ると、すでに自分が帰宅していて、誕生日を祝っていた。
わけがわからずにいるとアダムは捕まり、もう一人の自分はクローンだと知らされる。



クローンが作れる技術がありながらも、禁止されている未来でのお話。
なぜかいきなり自分のクローンが現れ、さらにそれを知ってしまったことで、命を狙われる羽目に。
同じ人間がいるのは二人いるのはまずいから、と。

実は秘密裏にクローンは作られていて、一部の人間はクローンを利用して何度も死んではクローンとして蘇ることを繰り返していました。
事の発端は、クローンを作って富を得ているドラッカーを殺すため、ドラッカーが乗ったヘリコプターが襲撃されたこと。

追われる中、アダムは自分の生活を、家族を取り戻すため奔走する。
ついにもう一人の自分を対峙し、全てを打ち明けるまでに。同じ自分の言うことだからか、割とすんなり受け入れるもう一人のアダム。そして二人は協力してドラッカーと対決することに。

ドラッカーのオフィスに侵入し、初めて知る事実。実はずっと活躍してた方がクローンだったという。
そういえば、犬のクローンを作ろうかと考えていた時、そこにいたスタッフはまるで一度アダムに会ったかのような対応でした。あの時だけだと微妙なとこだけど、そう考えると冒頭から色々としっくり来ます。奥さんとのことも、そうなると納得できるのかも…。

最後はどちらかが死ぬのかなーと思っていたけど、クローンの方は誰も知らない土地へ旅立つことに。
この辺になると最早曖昧だけど、きっと旅立つ方が主人公として活躍してた方なんだろうね。同じ記憶を共有し、家族への愛もあるのに離れなければならない。クローンの方は死んだ方が幸せだったのかも…と切ないことを考えてしまいました。

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「リピーテッド」
原題:BEFORE I GO TO SLEEP (2014)



記憶が一日しか保てないクリスティーン。
毎朝目覚める度記憶を失った状態で、彼女を支える夫ベンに現状について話を聞くのでした。
ちなみに全ての記憶を失っているわけではなく、ここ10年前後の記憶がない。
クリスティーンは10年前に事件に遭い、その時のショックで記憶の一部を失ってしまった。

彼女を助ける人は夫以外にもう一人。医師のナッシュがいる。
ナッシュは夫が出かけた後に電話をかけてきて、自分はクリスティーンの担当医であること、夫に秘密で治療を続けていることを説明する。
ナッシュの指示で、クリスティーンは毎晩自分をビデオに撮影しており、それを確認することでクリスティーンは自分の置かれている状況をさらに理解することができた。

クリスティーンは日々ビデオの撮影を続けることで、様々なことがわかっていく。
中でも最も重要なのは、自分たちには息子がいたはずであること。夫を問いただすと、息子のアダムは病気で死んだという。
事件に遭い、記憶を亡くしたまま息子を失っていたこと、自分は浮気をして、夫ベンはアダムを連れて出て行ったことなどを知り、愕然とするクリスティーン。

自分を襲ったのは誰なのか。浮気相手だとしたら、相手は…?
クリスティーンは記憶がないのだから、夫のふりをするのは簡単ですよね。写真の合成にはちょっと笑ったけど。
記憶が戻るようではっきりと戻らないクリスティーンに、本当の夫ベンが会いに来るが、それでも彼女の記憶は戻らない。

そこへもう一人の人物が。それは息子のアダムでした。
自分のことを話すアダム。そして、母がいつも自分に語りかけてくれていた言葉を紡ぐ。
彼女の頭の中に、言葉が蘇る。息子の存在が、彼女の記憶を戻したのです。このエンディングよかった!
でもクリスティーンが浮気してたこと自体は本当なのでそこが何だか美しいエンディングの汚点に感じてしまってちょっと残念。
comment (-) 映画

映画メモ

 
2017/04/25
「鑑定士と顔のない依頼人」
原題:THE BEST OFFER (2013)

鑑定士のヴァージルのもとに、亡くなった両親が残した美術品を鑑定して欲しいと依頼される。
決して姿を見せず声でのやりとりが続く謎の依頼人クレアと、ヴァージルは奇妙な絆を深めていく。



優秀な鑑定士のヴァージルは、自身が手がけるオークションで気に入ったものがあると、相棒のビリーに格安で落札させている。
人と深く関わることをしないヴァージルの私室には、彼がコレクションした女性の肖像画で埋め尽くされている。

そんなヴァージルのもとに、クレアという女性から、両親が亡くなったので、遺されたコレクションを鑑定して欲しいと依頼が入る。
電話のみのやりとりに不信感を抱くが、依頼を受けることにしたヴァージルは彼女の屋敷に行き、様々な美術品の鑑定を始める。
クレアは決して姿を見せず、電話や彼女がこもって暮らす部屋の壁越しの声のみでのやりとりが続いた。

彼女の振る舞いに怒りを露わにすることもあったヴァージルだが、自分と同じように孤独を抱えるクレアと次第に打ち解けていく。
そしてある日、どうしてもクレアの姿が見たくなったヴァージルは、帰ったと見せかけて部屋の片隅に潜み、クレアが出てくるのを待った。
やがて出てきた彼女は美しく、ヴァージルはますます彼女に惹かれていく。

熱心に話すうち、ヴァージルに心を開いたクレアはついにヴァージルの前に姿を表し、二人は愛を確かめ合い、ヴァージルは肖像画のコレクション部屋にも彼女を案内する。
その後、プロポーズしたヴァージルは引退を決意し、最後のオークションへと向かう。
そしてヴァージルが帰宅すると、クレアはおらず、肖像画も全て無くなっていた。

全てを知ったヴァージルは、いつかクレアが話していたチェコにある彼女の想い出のレストランを一人訪れる。
ヴァージルは絵とクレアと、どちらを失ったことがよりショックだったのでしょうね。彼女の面影を求めてチェコに行く辺り、やはりクレア自身なのかも。それまで孤独だったからこそ、物より人の温もりが傍から消えた衝撃は計り知れない、

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「シャドウハンター」
原題:THE MORTAL INSTRUMENTS City of Bones (2013)

母親と二人で平凡に暮らすクラリーだったが、ある日突然何者かの襲撃に遭い、母親が連れ去られてしまう。
クラリーは、それまで知らなかった妖魔という存在と、母親がハンターであったこと知らされるのだった。



最近割と多い、女の子と美青年とファンタジー。
原作はともかく、映画ではトワイライトシリーズで充分味わったので、ちょっと新鮮味に欠けました。
これは映画化の問題で作品そのものではないんだろうけど話のまとまりも悪いし。

サイモンがヴァンパイアに噛まれたらしいのは大丈夫だったんだろうか。
原作は三部作+今も続いてるようなので、映画も続けていくつもりはあったんだろうけど。

クラリーはとてもかわいいけど、ジェイスがあまり好みでなくて盛り上がらなかった…。
あと彼らが兄妹というのは、そういう嘘をつけとヴァレンタインが言ってたので嘘なんだろうけど、この時点では二人とも信じてて、一緒にいるのが辛い状態らしい。
続編(あるなら)の出来次第だけど、この作品だけだとただごちゃごちゃして終わったな~という印象。B級映画的な陳腐さも感じるし…。続編で好転したら面白いかも。
comment (-) 映画